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2016-05

生きる - 2016.05.02 Mon

白妙菊 蕾


雪の重みで倒れ
タイヤに踏まれ
雪解けの泥水に痛めつけられた
去年の枯草(僕)

その傍で 
まぶしいくらい青々と
目いっぱいの
これ以上ないくらいの
笑顔をみせる 小さな花(君)

君と僕との間に
どれだけの違いがあるのだろう
僕の去年は 君だった
君は 僕から生まれた
ただの 根っこの一節

あのとき 僕は輝いていた
今の君のように 
なのに
この違いは なんなんだ

日照りに焼かれ
酸性雨にまみれ
嵐に引きちぎられ
岩のような雪に 閉じこめられ

優しさだけではない
季節の 残酷を知っていく

それが 生きるということなのか


ほんの少しの喜びを糧にして 網の目のような残りの生を生き抜いていく
自身の痛みを知れば 人の痛みも少しは理解できるかもしれないと・・・とは  思うのだけれど。



~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今読んでいる本

 ・ 魂萌え   桐野 夏生

 ・ 親鸞(激動編 下)  五木寛之






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沙羅(さら)

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・自然が好き 詩が好き カメラも好き 花を育てるのも好き。日々こころに響いたことがらを マイペースで綴っていきたいと思います。
(写真はぺんぺん草の花)

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