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2014-08

アサガオ - 2014.08.27 Wed

お元気ですか?
毎日暑いですね
あの春の空のように薄い色のアサガオは
ことしも咲いていますか?
あの方からいただいたのよ
種をとって毎年咲かせていくの
だいじそうに手の平にのせていましたね
輝く瞬間が見たくて何度も起きてみたけれど
いつもアサガオのほうが早起きで・・・
と言ったあなた
そんな悲しいうそに 気づかないふりをしてました


我が家の小さな庭にも アサガオが咲いています
触れるとやぶれてしまいそうな淡い青です
お気に入りの古い詩集にはさんであった 千代紙に包んだ小さな種
いつからここにあったのか もう忘れてしまいました
一番美しい瞬間を 誰にも見られずになんて 
ちょっと傲慢で だれかさんに似てますね
花がおわったら また種をいれて
しおり代わりにしておきましょう
今 いちばん好きな本の・・・


今度あなたに会えるのは いつになるかしら?


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以前に作った詩です
ああ 私はこんな詩を書いていたんだ と
新鮮な読み返していました

引き出しを整理してみると 紙や袋に包んだ種が出てくることがあります
いつのものか 何の花だったのか 記憶はすっぽリ抜けて 古い種だけが残っています
例えばこれが もう会うこともない大切な人が残していったものだとしたら
きっと 毎年咲かせていくことでしょう
そういう設定で書いた詩でした
言葉の破片の中には ちょっぴりチクンとする思い出もあったり・・・

添えるような適当な写真がありません
明日は カメラを持って出かけるので ちょっと期待しています 




記事とは関連のないちゅーりっぷの花 癒しにどーぞ
笑

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ずっと よろしく - 2014.08.13 Wed

ギシギシした背骨を
伝う皮は ところどころ黒ずんで
痩せたのか 
たるんだのか 
曲がったのか
まるで
合わない洋服が 
ひっかかって
肩から外れてしまったように
たたむと 骨から外れる

もう 
君は ヨレヨレだね

でも
いつも どこにいても
ぼくのところの 戻ってくる
しかられた子供のように
ずっと そこで
迎えにくるのを
待っている

ずいぶん古くなったけど
それは おたがいさま
まだまだ
ずっと よろしくね


a20061005_0003.jpg


こんばんは 暑いあついと思っていたら 昨日あたりから 朝夕の風が肌をぶるぶるっとさせるような秋の風になってまいりました
ああ これで今年の夏も終わりかな~とおもうと
暑さを逃れてほっとしたのと まだまだ夏をかんじさせて~と 人はなんて贅沢なんでしょう

上記に書いたものは 使い古した傘のことです
もう たぶん30年以上使っているのでしょうか
忘れっぽい私は すぐ忘れてきてしまいます
ところがこの傘は 不思議と必ず戻ってくるのです
絶対ないだろうなぁ~と思っても 必ず記憶の場所にあるのです
骨も曲がっていて閉じるとぽろぽろと先が外れてしまうほど古いのですが
新しい傘を買っても やはり出かける時は これなんです
古くても お気に入りのものって 皆さんにもありませんか?


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 今 読んでいる本

・ 降霊会の夜  浅田 次郎
  そろそろ読む本がなくなってきたので 新しい図書を開拓。蔵書は多くないけれど好きな作家さんの本が多いみたいなのでちょっと期待しています。目の老化が進みそう(ひゃー)

・ 水の手帳  伊集院 静
 見つけると ついつい手をのばしたくなる作家さん
(故郷から遠く離れて疎遠になってしまった母の危篤の知らせ。駆けつけた時にはもう黄泉の国へ 押し入れにあった行李の中に主人公の知らない母の歴史を見つけた。なぜ?どうして恋人も捨てて遠いアフリカへ?・・・先を知りたい!)

きょうの好き - 2014.08.03 Sun

水泡


カーテンの向こう
四角い夜は しずかに暮れる

いくつもの窓に いろんな色の灯り
星が小さく遠い 鉛色の雲
残り火のようにほの温かい 赤い街路灯
足早に家路をいそぐ 自転車
ビルの向こうの深い森のざわめき

あれも これも
きのうと同じようでいて 
少しちがう 今日
今日の好きを さがそう
流れていく川に浮かべる 花を愛でるように
打ち寄せられた 貝殻をさがすように
この瞬間が 二度とない今日 

今の 好きを探している

今の わたしを探している


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

今 読んでいる本

 すみわたる空のような  銀色夏生

(・・・・・雨はとても優しい 雨はわたしをやわらかくする
雨の粒がわたしに染み込んで
やがて わたしは冷たくなれる・・・作中

特別な言葉など どこにもないのに 見慣れた言葉が幾重にも心にひだに しんわり染みとおる
本を読んでいて 泣くことなどほとんどないのも 涙腺をもろくする夏生さんの詩。 すてきだなぁ)



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沙羅(さら)

Author:沙羅(さら)
・自然が好き 詩が好き カメラも好き 花を育てるのも好き。日々こころに響いたことがらを マイペースで綴っていきたいと思います。
(写真はぺんぺん草の花)

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